分詞構文の意味と使い方
分詞構文とは、「主節と同時または前後に起きる動作・状況を、分詞(主に現在分詞~ing)を使って簡潔に表す構文」です。
*主節の主語と、分詞構文の主語が 同じ である必要があります。
(基本形)
・主語が同じ2つの文をつなぐとき
(例)
- He walked down the street. He was whistling a tune.
→(彼は通りを歩いていた。口笛を吹きながら。)
これを分詞構文に変換すると、
Walking down the street, he was whistling a tune.
(通りを歩きながら、彼は口笛を吹いていた。)
となります。
(否定形)
- Not + 分詞
(例)Not knowing what to do, she stayed silent.
(何をすべきかわからなかったので、彼女は黙っていた。)
(完了分詞)
- Having + 過去分詞
(例)Having finished his homework, he went out.
(宿題を終えてから、彼は外出した。)
(受動態)
- Being + 過去分詞(進行中)
(例)Being watched, she felt nervous.
(見られていて、彼女は緊張した。)
- Having been + 過去分詞(完了+受動)
(例)Having been injured, he couldn’t play.
(ケガをしていたため、彼はプレーできなかった。)
(使い方)
- Hearing that news, he was delighted.
(その知らせを聞いて、彼は喜びました。) - Walking in the rain, he caught a cold.
(雨の中を歩いて、彼は風邪をひきました。) - Turning the corner, we saw the station.
(角を曲がると、駅が見えました。) - Being tired, he went to bed early.
(疲れていたので、彼は早く寝ました。) - Seen from a distance, the mountain looked beautiful.
(遠くから見ると、その山は美しく見えました。)
練習問題をやってみましょう。
次の文の( )にあてはまる語句を答えましょう。
( ) along the beach, I found a beautiful shell.
(海岸を歩いていると、美しい貝殻を見つけました。)
解答
(Walking) along the beach, I found a beautiful shell.
今回はここまでです。それではまた次回。
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