英検準2級の学習について
英検準2級レベルの問題の前にこのブログの使い方について書きたいと思います。
近年ますます、社会では英語の重要性が高まってきました。
職場では英検やTOEIC受検を推奨されたり、あるいは資格取得が実際にキャリアアップにつながったりすることもあるかもしれません。こういった英語の使用は今後ますます増えてくることが予想されます。
また職場でなくても、海外旅行や趣味などで英語が必要とされることもあると思います。英検を学ぶ理由が必ずしも仕事ばかりとは限りません。筆者の場合もそうでしたが英検受検を目指したのも海外旅行が始まりでした。初めての海外旅行で英語の必要性を強く感じたからです。(このことについては、前著『社会人のための英検合格3級ナビ』にも書いています。)
しかし、みなさんがご存じのように、英語は早く習得したいと思っても、一朝一夕で身につくものではありません。
日本では、中学校から高校にかけての6年間の授業で英語を学びます。しかし、この6年間を過ぎれば、その後の大学や大学院で英語を専攻したり、留学したりしない限りは一般教養としてしか英語に接する機会はないように思います。
それにもし、何かの動機で英語学習を志しても、日々の仕事や生活の中で学習を続けていくのには多くの努力を必要とします。まして英語環境が回りに少なく、しかも独学で学習するのにはいくつもの壁があるでしょう。
英検に限らず、他の資格を取るときにも努力は必要ですが、効率的な学習の仕方が不明だと、時間的にも大きく回り道をしてしまいます。
そこで自著『社会人のための英検準2級合格ナビ』(https://amzn.asia/d/aPUlvZI)では、仕事をしながら英検準2級合格を目指す社会人のための効率的な学習方法を提案しました。この本を読めば、そういった悩みも解決できるかもしれません。
このブログでは、英検準2級レベルの実際の問題に毎日少しずつ取り組むことによって、実感としてどのように学習に取り組んでいったらいいのかということがわかるようになっています。
問題の数自体は少ないのでこのブログにある問題を解くだけで合格できるということではありません。しかし、問題の傾向を知ることや、問題に慣れていくことについては、効果があると思います。
また社会人の場合、学習は仕事前か仕事が終わってからなど、比較的費やせる時間も少なく、また独学中心となるため、学習に迷いが生じたりすることもあるでしょう。そんな時にブログの問題を見て、新たな学習のヒントを得たりすることもあると思います。
そうした意味からこのブログでは、毎日少しずつ隙間時間に日ごろ皆さんがやっている学習の確認ができるようにしました。
英検準2級は、英検協会の基準でいくと、高校中級程度ということになります。3級は中学校卒業程度ということだったので、3級に比べて単語や熟語の数が多くなったり、いくつか新しい文法の項目が出てきたりと内容も違ってきています。
そこで基本的な部分も忘れないように、準2級レベルの問題のほかに、基礎の復習(3級レベル)も含んでいます。
他にも英語のクイズを載せているときもあるので、気軽に取り組んでみてください。
このブログが皆さんの準2級合格に少しでも役立つことを願っています。
一日目は単語です。
それでは、第1週の一日目の問題をやってみましょう。今日は単語の問題です。
次の1~5の単語の意味を答えましょう。
1 capacity
2 crime
3 entrance
4 capital
5 countryside
どうでしたか。
正解は、
1 能力
2 罪
3 入口
4 首都
5 田舎、田園地帯
今日はここまでです。また明日。