to不定詞(to +動詞の原形)の用法
「to不定詞」は、英語の文法で 「to + 動詞の原形」 の形で使われ、以下の3つの主要な役割を持ちます。
1.名詞的用法(主語・補語・目的語になる)
意味: 「~すること」と訳し、動詞や文の一部として機能する。
(例文)
- To study English is important.(英語を勉強することは重要だ。)【主語】
- My dream is to become a doctor.(私の夢は医者になることだ。)【補語】
- I want to visit Japan.(私は日本を訪れたい。)【目的語】
2. 形容詞的用法(名詞を修飾する)
意味: 「~するための」「~すべき」などの意味を持ち、名詞を説明する。
(例文)
- I have a lot of homework to do.(私はやるべき宿題がたくさんある。)
- She needs someone to help her.(彼女には助けてくれる人が必要だ。)
- This is the best way to learn English.(これが英語を学ぶ最良の方法だ。)
3. 副詞的用法(動詞・形容詞・文全体を修飾する)
意味: 「~するために」「~して」「~の結果」などの意味を持ち、動詞や形容詞、文全体を補足する。
(1) 目的(~するために)
- I went to the library to study.(私は勉強するために図書館へ行った。)
- He left early to catch the train.(彼は電車に間に合うように早く出発した。)
(2) 原因・理由(~して)
- She was happy to hear the news.(彼女はそのニュースを聞いて嬉しかった。)
- I was surprised to see him.(私は彼を見て驚いた。)
(3) 結果(~の結果、~することになる)
- He grew up to be a doctor.(彼は成長して医者になった。)
- She woke up to find it was raining.(彼女が目を覚ますと雨が降っていた。)
練習問題をやってみましょう。
次の日本語を英語になおしましょう。
私は読むための本を持っています。
解答
I have a book to read.
今回はここまでです。それではまた次回。
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