関係代名詞
関係代名詞は、2つの文をつなげて、名詞を詳しく説明する役割 を持つ単語です。
「~する〇〇」「~である〇〇」 のように、後ろから名詞を修飾するイメージです。
1 代表的な関係代名詞
- who(人)
- which(物・動物)
- that(人・物どちらも)
- whose(所有を表す)
- whom(whoの目的格)
2. 関係代名詞の使い方と例文
関係代名詞には 「主格」「目的格」「所有格」 の3つの使い方があります。
(1) 主格(who / which / that)
* 関係代名詞の後ろに動詞がくるパターン
① 人の場合:who / that
- I know a girl who speaks French.
(私はフランス語を話す女の子を知っています。) - He is the teacher that teaches math.
(彼は数学を教える先生です。)
②物・動物の場合:which / that
- I have a book which is very interesting.
(私はとても面白い本を持っています。) - The dog that lives next door is cute.
(隣に住んでいる犬はかわいい。)
(2) 目的格(who(m) / which / that)
*関係代名詞の後ろに主語 + 動詞がくるパターン
① 人の場合:who(m) / that(省略可)
- The girl (whom) I met yesterday was kind.
(昨日私が会った女の子は優しかった。) - He is the person that I admire.
(彼は私が尊敬する人です。)
② 物・動物の場合:which / that(省略可)
- The movie (which) I watched last night was amazing.
(昨夜見た映画は素晴らしかった。) - This is the pen (that) I lost.
(これは私がなくしたペンです。)
*目的格は省略できることが多い
(3) 所有格(whose)
*「~の〇〇」という意味で使う。人・物どちらもOK。
①人の場合
- I know a boy whose father is a doctor.
(私は父親が医者の男の子を知っています。)
②物の場合
- This is a house whose roof is red.
(これは屋根が赤い家です。)
3. 関係代名詞 “that” の特別なルール
関係代名詞 “that” は、who や which の代わりに使える けれど、特に次の場合によく使われます。
(1)「最上級」「everything / all / something / anything」などがあるとき
- This is the best book that I have read.
(これは私が読んだ中で一番いい本です。) - Is there anything that you want?
(何か欲しいものはありますか?)
(2) 主格・目的格のどちらにも使えるが、所有格には使えない。
❌ The man that’s car is red.(誤り)
⭕ The man whose car is red.
練習問題をやってみましょう。
次の日本語を英語になおしましょう。
私はピアノを弾ける女の子を知っています。
解答
I know a girl who can play the piano.
今回はここまでです。それではまた次回。
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