「to 不定詞」のその他の用法について
to不定詞 には、通常の「名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法」とは異なる独特な使い方があります。それは次のような使い方です。
1. 疑問詞 + to不定詞(何を~すべきか / どうやって~すべきか)
・ I don’t know what to do.
(私は何をすればよいかわからない。)
・ Tell me how to get there.
(そこへどう行けばいいか教えて。)
2. 〈too ~ to …〉(~すぎて…できない)
・ The box is too heavy to carry.
(その箱は重すぎて運べない。)
3. 〈enough to …〉(~するのに十分な / ~できるほど)
・She is old enough to drive.
(彼女は運転できる年齢だ。)
・This bag is big enough to carry all my books.
(このカバンは私の本を全部運べるほど大きい。)
4. 〈only to …〉(…したが、結局~だった / その結果~しただけだった)
・ He ran fast only to miss the train.
(彼は急いで走ったが、結局電車に乗り遅れた。)
・She opened the door only to find nobody there.
(彼女がドアを開けたが、誰もいなかった。)
5.〈動詞+(人)+to 不定詞〉((人)に~してもらいたい)
・I want you to help me.
(私は君に手伝ってもらいたい。)
6.「It is … to ~」 の構文
・It is important for us to think about that.
(私たちがそのことについて考えることは重要だ。)
練習問題をやってみましょう。
次の日本語を英語になおしましょう。
彼は疲れすぎて歩けなかった。
解答
He was too tired to walk.
今回はここまでです。それではまた次回。
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