準2級文法 (57)注意すべき不定冠詞の用法

英検準2級レベル

注意すべき不定冠詞の用法

「a / an」は「1つの、ある~」という意味で、単数の可算名詞につけます。

  • a:子音で始まる音の前 → a book, a car
  • an:母音で始まる音の前 → an apple, an hour(音がポイント)

注意すべき不定冠詞の用法)

(1) 「〜につき(=per)」

英語の aan は、特定の文脈では「1つあたり」「〜ごとに」「〜につき」という意味で使われます。この用法は per(〜につき)と同じ意味を持ちますが、より口語的でよく使われます。

距離・速度など

  • 60 miles an hour
    (1時間につき60マイル)(=時速60マイル)
    = 60 miles per hour

料金・単価など

  • $5 a person
    ( 1人につき5ドル)
    = $5 per person
  • Three meals a day
    ( 1日に3食)
    = Three meals per day

時間や回数に関する表現

  • Once a month
    (1か月に1回)
    = Once per month
  • Ten emails a day
    (1日に10通のメール)
    = Ten emails per day

(使い方)

1,He drinks two cups of coffee a day.
  (彼は1日にコーヒーを2杯飲みます。)

2,We pay $10 a person for the tour.
  (私たちはツアーに1人10ドル払います。)

3,The apples cost 200 yen a kilo.
  (そのリンゴは1キロあたり200円です。)

(2) 固有名詞でも不定冠詞がつくことがある

 固有名詞が「~のような人」という意味で使われる場合、「a」がつきます。

  • He is a Newton.(彼はニュートンのような人だ)

(使い方)

1 He is a Picasso of our time.

  (彼は現代のピカソのような人です。)

2, This book is a Shakespeare in modern literature.

  (この本は現代文学におけるシェイクスピアのようなものだ。)

3, He acted like a Napoleon.

  (彼はナポレオンのように振る舞った。)

練習問題をやってみましょう。

次の文の(   )にあてはまる語句を答えましょう。

1,She exercises three times a (     ).

 (彼女は週に3回運動します。)

2,He is(  ) Newton.

(彼はニュートンのような人だ)

解答

1,She exercises three times a (week).

2,He is( a) Newton.

今回はここまでです。それではまた次回。

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