準2級文法 (50)形容詞や副詞の働きをする「前置詞+抽象名詞」

英検3級レベル

形容詞や副詞の働きをする「前置詞+抽象名詞」について

「前置詞+抽象名詞」の形で使われる表現は、文の中で形容詞句または副詞句として機能します。これは英語の特徴的な表現の一つで、簡潔に意味を補足するのに便利です。

基本構造

前置詞 + 抽象名詞

  • 形容詞句 → 名詞を修飾する
  • 副詞句 → 動詞・形容詞・文全体を修飾する
    という働きをします。

*抽象名詞は、目に見えない概念や状態、感情を表します。
例:hope(希望)、danger(危険)、peace(平和)、purpose(目的)、control(制御)など。

主な使用例と意味・働き

表現意味働き例文
in danger危険な状態で形容詞句The child is in danger.
(その子供は危険にさらされています。)
in trouble困って形容詞句He is in trouble right now.(彼は今困っています。)
on purpose故意に副詞句She broke the vase on purpose.(彼女はわざと花瓶を壊しました。)
in a hurry急いで副詞句She left the room in a hurry.(彼女は急いで部屋を出ました。)
without doubt疑いなく副詞句Without doubt, he is the best player.(間違いなく、彼が最高の選手です。)
in charge (of)担当して、責任を持って形容詞句He is in charge of the project.(彼がそのプロジェクトを担当しています。)

練習問題をやってみましょう。

次の1,2の文の(   )にあてはまる前置詞を答えましょう。

1,The man(   ) trouble was taken to the police station.

  (困っているその男性は警察署に連れていかれました。)

2,He broke the vase(   ) purpose.

  (彼はわざとその花瓶を壊しました。)

解答

1,The man( in ) trouble was taken to the police station.

2,He broke the vase( on ) purpose.

今回はここまでです。それではまた次回。

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