準2級文法 (32) 分詞構文

英検準2級レベル

分詞構文の意味と使い方

分詞構文とは、「主節と同時または前後に起きる動作・状況を、分詞(主に現在分詞~ing)を使って簡潔に表す構文」です。

主節の主語と、分詞構文の主語が 同じ である必要があります。

(基本形)

・主語が同じ2つの文をつなぐとき

(例)

  • He walked down the street. He was whistling a tune.
     →(彼は通りを歩いていた。口笛を吹きながら。)

 これを分詞構文に変換すると、

 Walking down the street, he was whistling a tune.
 (通りを歩きながら、彼は口笛を吹いていた。)

となります。

否定形)

  • Not + 分詞
    (例)Not knowing what to do, she stayed silent.
     (何をすべきかわからなかったので、彼女は黙っていた。)

完了分詞)

  • Having + 過去分詞
    (例)Having finished his homework, he went out.
      (宿題を終えてから、彼は外出した。)

 (受動態)

  • Being + 過去分詞(進行中)
    (例)Being watched, she felt nervous.
     (見られていて、彼女は緊張した。)

  • Having been + 過去分詞(完了+受動)
    (例)Having been injured, he couldn’t play.
     (ケガをしていたため、彼はプレーできなかった。)

(使い方)

  1. Hearing that news, he was delighted.
     (その知らせを聞いて、彼は喜びました。)
  2. Walking in the rain, he caught a cold.
     (雨の中を歩いて、彼は風邪をひきました。)
  3. Turning the corner, we saw the station.
     (角を曲がると、駅が見えました。)
  4. Being tired, he went to bed early.
     (疲れていたので、彼は早く寝ました。)
  5. Seen from a distance, the mountain looked beautiful.
     (遠くから見ると、その山は美しく見えました。)

練習問題をやってみましょう。

次の文の(   )にあてはまる語句を答えましょう。

(      ) along the beach, I found a beautiful shell.
 (海岸を歩いていると、美しい貝殻を見つけました。)

解答

Walking) along the beach, I found a beautiful shell.


 

今回はここまでです。それではまた次回。

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