準2級文法 (30)動名詞の慣用表現

英検準2級レベル

動名詞の慣用表現について

動名詞の慣用表現とは、「動詞のing形(=動名詞)」が特定の表現や前置詞と結びついて、慣習的に使われる言い回しのことです。これらは英文法の中でもよく出てくる重要表現です。

1. be used to ~ing

(意味) することに慣れている

(例文) I‘m used to getting up early.
    (私は早起きに慣れています。)

2. look forward to ~ing

(意味) ~するのを楽しみにしている

(例文) I look forward to meeting you.
    (お会いするのを楽しみにしています。)

3. be worth ~ing

(意味) ~する価値がある

(例文) This book is worth reading.
    (この本は読む価値がある。)

4. There is no ~ing

(意味) ~することはできない(不可能)

(例文) There is no telling what will happen.
    (何が起こるか分からない。)

5. It is no use / good ~ing

(意味) ~しても無駄だ

(例文) It’s no use crying over spilt milk.
    (こぼれたミルクを嘆いても無駄だ=覆水盆に返らず)

6. have difficulty (in) ~ing

(意味) ~するのに苦労する

(例文) She had difficulty (in) finding the venue.
    (彼女は会場を見つけるのに苦労した。)

7. spend (time/money) ~ing

(意味) ~するのに(時間・お金を)使う

(例文) He spent two hours cleaning his room.
    (彼は2時間部屋を掃除するのに費やした。)

8. prevent / stop / keep A from ~ing

(意味) Aが~するのを防ぐ

(例文) The rain prevented us from playing tennis.
    (雨のせいで私たちはテニスができなかった。)

 9. feel like ~ing

(意味) ~したい気がする

(例文) I feel like taking a walk.
    (散歩したい気分だ。)

10. be busy ~ing

(意味) ~するのに忙しい

(例文) She is busy preparing for the exam.
     (彼女は試験の準備で忙しい。)

練習問題をやってみましょう。

次の文の(   )にあてはまる語句を答えましょう。

This movie is (     ) (      ).
 (この映画は見る価値がある。)

解答

This movie is (worth) (watching).

今回はここまでです。それではまた次回。

(広告)

世界にたった一つ、あなただけのドメインを登録しよう!


 

タイトルとURLをコピーしました