動名詞の意味上の主語について
動名詞(~ing形)も、本来の動作をする「主語」が必要な場合があります。
そのときに使うのが、「動名詞の意味上の主語」です。
「誰がその動作をするのか」を表す言葉を「意味上の主語」と呼びます。
(基本形)
動名詞の前に、
所有格(my, your, his, her, their など)を置きます。
しかし、口語の文やカジュアルな表現では、
目的格(me, him, her, them など)
を置くこともあります。
(例文)
・I appreciate your helping me.
(あなたが私を助けてくれたことに感謝します。)
・He insisted on me going with him.
(彼は私が一緒に行くことを主張しました。)
(使い方)
- I enjoyed her singing.
( 私は彼女が歌うのを楽しみました。) - She apologized for me being late.
(彼女は私が遅れたことについて謝りました。) - They are proud of their son winning the prize.
( 彼らは息子が賞を取ったことを誇りに思っています。) - She was surprised at his speaking French fluently.
(彼が流暢にフランス語を話すのに彼女は驚きました。) - I am looking forward to your coming to the party.
(あなたがパーティーに来るのを楽しみにしています。)
練習問題をやってみましょう。
次の文の( )にあてはまる語句を答えましょう。
We appreciated your( ) us.
( 私たちはあなたが私たちを助けてくれたことに感謝しました。)
解答
We appreciated your( helping) us.
今回はここまでです。それではまた次回。
(広告)